2008.8.12　「真正の自己への気付き。」

人は、もともと、　不可思議この上ない無限力　＝　創造力　を持っている。
人は、自らこのすべてを創る力を持っているがゆえに、すべてを知っていることにもなる。

人はいま、そのことに　気付き、そのことを　思い出す　今ここの時　にある。

人は、さまざまな物事をきっかけにして、真正な自己への気付き　に到り
小さな偶然としか思えないことも見過ごすことなく、直観による真摯な観察、洞察によって、
自らが宇宙の究極の意志である　創造主　であることを実覚智することが出来る様になっている。

だから、人は、創造主　としての愛である　創造力　を行使することによって、さまざまな物、事を創造し、
それらに遭遇することで、多くの体験をなし、真正の自己　を自覚し、
自己本来の面目　を確認する事が出来るのだ。

それに、人は誰でも、自ら　真正の自己　を自覚し確認することによって
自己の人生をより意義深いものになしていきたいと渇望している。

かくして、人は、常に、自分の世界に新しい　気付き　を生み出し続け
今ここ　に来て、最終の究極的な　気付き　に辿り着くのである。

それは　常識をはるかに超越した、霊妙としか言いようのない　現実の捉え方への　気付き　であり
この　現実の捉え方　とは、自らを　創造主　とし、　主観者　とする捉え方である。

この自らを　創造主・主観者　とする意識は、いまや、宇宙意識と同調して
人を単なる被造物だとする認識を超越して、神と同じような　創造力　を持った存在に昇華させる。

この自らが　創造主・主観者　である　とする、自己の内奥からくる究極の　気づき　は、
常に心を　無　にし、 エゴ　や　傲り　をなくすことによって、
より鮮明な　真正の自己　を自覚し、自己本来の面目　を実覚智して
人生を
『　自分の居場所もわからず、自己存在の意味さえわからない　』
という　最大の恐怖　から解放する。

そしてそれ（自らが　創造主・主観者　であるとする、自己の内奥からくる究極の気づき）は

『人とは　神と同じ創造力を持っているがゆえに　自主的に　この世の全てに責任を持って　好きなことを　自由自在にやってやってやり抜いて　楽しく　オモシロ　可笑しく　アソビぬいて　メデアウ　存在である』

という　人間観　を　普通　当然　のものとなして
人間社会での幸福生活を保障する基（もとい）となすのである。